昨年6月下旬には4住戸が坪単価220万円〜240万円の割安な価格で抽選販売されましたが、その前の期の抽選倍率が39倍となるなど、ほぼ入手困難で、現実にはそれ以外の通常価格の住戸を購入することとなる販売方法でした。
しかし、本年に入ってから、例えば7月の販売住戸は1LDK4,200万円、8月の販売住戸は専有面積64平米で6,000万円台(坪単価313万円)、そして来年1月下旬販売開始予定が18階2LDK住戸で専有面積75.63平米に対し販売価格6,980万円(坪単価305万円)と、ずいぶん値上がりした価格設定になっています。
これは、昨年までのような実際には入手困難な住戸を売りにしなくなったという意味ではよいのですが、一方では築6年を経過するマンションとしては相場を上げている気もします。一つには売主である住友不動産が隣地で高額マンション『シティタワー武蔵小杉』を販売中のため、その販売促進を兼ねて値を合わせているとの見方もあります。
定期賃借の人は2013年までで退去し、残りは普通賃借の人で供給戸数が減っているとの情報があります。売主としては、しばらくは同じスタイルで息長く販売を続けていくのではないかと思われます。
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