本マンションは新鶴見操車場跡地に誕生するビッグプロジェクトです。敷地面積は60,967.21平米(ただし約2,783平米は高圧線下)あり、2,504戸という総戸数は、国内で1994年から2014年10月までに供給された単一事業主一団地認定民間マンションにおいて日本最大です。逆に言えば単一事業主としてのリスクの背負い方が日本最大、ということかもしれません。
モチーフはニューヨークのセントラルパークで、水と緑で人々を潤す都会のオアシスを日本の住まいに紡ぐことを目指すとしています。「公園の中に街をつくる」という設計思想の下、住宅・公園・教育施設を融合する複合開発となります。
ゲストルーム、ライブラリー、キッズルームなど、ファミリー向けの共用施設は多彩です。太陽光パネルと蓄電池システムを採用するなどエコにも配慮、カーシェアリングも用意されています。2,500戸ものコミュニティのために、断水時にも生活用水を確保できる水生成装置や防災備蓄倉庫など、災害時に対応できる設備も備わっています。
間取りは全戸大型収納付3LDKで、70平米台の田の字型住戸が中心となります。販売は、本年8月上旬に竣工し、9月下旬に入居が予定されている第Ⅰ街区につき、当初2月下旬から開始予定となっていましたが、現在は3月下旬開始予定となっています。
その概要は、間取りオール3LDK、専有面積65.00平米～80.49平米に対し販売価格は未定です。情報では、西向き住戸で4,500万円台や4,800万円台、南向き住戸で5,000万円を超え、最安値は4千万円台前半ということで、仮にその専有面積を70平米程度とすると、坪単価200万円程度からとなります。標準相場をごくおおまかに試算すると、189万円[矢向坪単価]×1.000[駅距離補正]×1.036[地価上昇補正]＝坪単価196万円となりました。
今週、本マンション最寄から、東急バス及び臨港バスにより、「新川崎」駅及び「日吉」駅へのバス便新設の発表があるとの情報です。このバス便の本数が多ければ利便性が高まり、本マンションへの注目度も一層増すことでしょう。
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