本マンションの立地する中央区湊2丁目一帯の住宅地はバブル期に地上げ屋の攻勢を受け、老朽化した住居と駐車場用地が入り組んだ虫食い状態の街並みが広がっていました。本マンションは、この再開発事業「東京都市計画 湊二丁目東地区第一種市街地再開発事業」の一環で、権利者住戸が148戸と総戸数の35%を占め、建物内に印刷工場1区画が占めています。
一方、商業施設も備え、豊かな植栽のグリーンベルト地帯を創出、今までの雰囲気を一変させるもので期待できます。また、隅田川に近接し、現状では抜け感のある眺望を水辺の風景とともに得ることができます。湊アドレス最大規模のマンションで、建物形状は隅田川に向けてワイドフロンテージとなる板状マンションとなります。銀座エリア(正確には銀座1丁目27番まで)へは徒歩11分と近いのもセールスポイントです。
販売開始は当初の8月下旬から延期されて10月下旬を予定しており、まだ当分先ですが、この週末にプロジェクト発表会が開催されました。価格水準は坪単価400万円程度を目安に考えているとのことで、同じ町内で分譲中の『グランスイート八丁堀』が平均坪単価325万円台だけに、かなり高い価格設定に見えます。
それでも、本マンションの競合物件となる『Brillia THE TOWER TOKYO YAESU AVENUE』とは相応する価格水準で、「パークシティ」のブランド力もあるため、競争力は十分にあることでしょう。更なる詳細が待たれるところです。
公式ホームページ ⇒パークシティ中央湊 ザ タワー
⇒『百年後のヴィンテージマンション』へ