本マンションの開発は、昭和56年3月の鹿島田駅周辺地区整備構想策定に遡り、紆余曲折を経て平成19年4月には「鹿島田駅西部地区」第一種市街地再開発事業等の都市計画決定がなされました。バブル絶頂期には、本マンション敷地から新川崎三井ビルディングをはさんで南側に三井不動産の『パークシティ新川崎』が誕生し、総戸数の3分の1が億ションと言われる鳴り物入りのマンションでした。
本マンションの大きな特徴は、「新川崎」駅と「鹿島田」駅をペデストリアンデッキで結び、居住者にとって両駅へのアクセスが格段に便利になることです。したがって、本物件のコンセプトは、「人と人、人と街、今日と明日を結ぶ駅前の街づくりを目指して。」と、「つなぐ」をキーワードにしています。
また、本マンションの西隣、「新川崎」駅よりに三井不動産がプロデュースする生活利便施設棟ができ、商業施設が入る予定です。「新川崎」駅前はいまだにやや殺風景なだけに、期待も高くなっています。そして、タワー本体はスーパーゼネコンの一角を占める清水建設による免震構造です。
当初平均坪単価300万円に達するかと言われた価格水準は、250万円程度におさまりました。第1期販売は当初280戸の販売予定が400戸まで伸び、第2期1次は94戸、第2期2次は11戸販売で、先着順販売も順調に成約、3月中旬には公式HPで第3期1次販売がアナウンスされたところです。
ところが、その直後に、「7階建設中に柱の不具合が発覚」との情報がもたらされました。販売は一時中止、4階部分まで一旦解体、との情報がネット上の掲示板に流れています。その前から外観上、工事の進捗状況が遅く見え、来年3月下旬の竣工は大丈夫かと、購入検討者の間で心配されていた矢先の出来事でした。
本マンションは、「新川崎」駅再開発を一身に担うプロジェクトで、既に500戸超の成約者がいらっしゃいます。大手デベロッパー×スーパーゼネコンの問題解決能力に期待し、今後順調に建設工事が進むことを願っています。
公式ホームページ ⇒パークタワー新川崎
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