本マンションは1958年竣工、豊富な緑地を確保した旧阿佐ヶ谷住宅の建替えプロジェクトで、東京都立善福寺川緑地公園に隣接する立地でもあります。敷地面積は43,170.48平米もあり、第一種低層住居専用地域で総戸数575戸という規模は、1995年以来の資料で首都圏最大です。旧阿佐ヶ谷住宅に住んでいた地権者用の住戸は189戸で、総戸数の約3分の1に及びます。配棟はA棟からE棟までありますが、このうちC棟とE棟は地権者の割合が高くなっています。
空地率は約64%・緑化率は約40%で、約4,400本の樹木による3つの森と4つの中庭、そして提供公園を抱く緑豊かなランドスケープもセールスポイントです。また、景観と緑の保全をかなえるため、地下駐車場を採用、敷地内には車両が通行する道路が十字に入ります。間取りは2LDK〜4LDK、専有面積57.57平米〜110.40平米で、分譲住戸の平均専有面積は78平米と、ファミリータイプ中心の構成となります。
当初は4月に予定していた第1期販売は7月26日登録開始、販売戸数は120戸となりました。総販売戸数が387戸で、第1期販売戸数の総販売戸数に対する割合は31%です。8月中旬には第1期2次のアナウンスがなされ、8月下旬実施予定だったのですが、現在は10月中旬実施に延期されています。
内情は分かりませんが、表面上だけ見ると販売実績はなかなか厳しいのではないか、とも思われます。現在株価が不安定ですので、先行き見通しが再び楽観的になれば、勢いがついてくるかも知れず、その時には第1期購入者が「先見の明があった」とされるのでしょう。こればかりは、経済動向やその時々の購入者の選好に左右されますので、予測が難しいところです。平均坪単価は、ガーデン(A街区)が394万円台、フォレスト(B街区)が374万円台とされています。
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