2014年07月13日

KACHIDOKI THE TOWER−第1期1次は500戸販売で好評のうちに終了、第1期2次も坪240万円台からの住戸の売出し可能。『DEUX TOURS』や勝どき東タワーが比較対象

★ 都営地下鉄大江戸線「勝どき」駅より徒歩6分の場所に立地する鹿島建設&三井不動産レジデンシャル&三菱地所レジデンス&住友商事&野村不動産株分譲・鹿島建設施工・地上53階地下2階建・総戸数1,420戸の『KACHIDOKI THE TOWER』です。

 待たれていた第1期1次販売が遂に実施されました。販売戸数は500戸で当初予想の450戸〜500戸のアッパーとなり、販売対象総戸数1,318戸(事業協力者住戸が102戸存在するため)に対し38%の販売戸数でした。結果は、全戸完売とはいかなかったものの好評のうちに終了、120人程度は抽選から漏れ、キャンセル物件も人気住戸は空きがなく、キャンセル待ちの人も含めて第1期2次販売へと関心が移っています。

 人気のあった住戸として話題になっているのは80Dタイプです。TTTとお見合いになるため当初予定価格より1割程度価格を下げ、坪単価244万円からの価格としたところ申込みが殺到、最高倍率6倍で50戸弱ある同タイプが概ね売れてしまったとのことです。

 第1期2次は7月下旬開始予定でスポット販売となるとの情報もあり、すなわち希望住戸があればそれを売るという形式です。この販売方法ではまとまった成約戸数とはなりませんが、売れ残り住戸を出さずに確実に販売済戸数を増やしていくことができます。

 第1期2次販売の内容は、販売戸数未定、間取り1LDK〜4LDK、専有面積40.42平米〜100.43平米、販売価格3,500万円台〜12,500万円台です。公式HPのトップページにはタイプ別予定販売価格が掲載されており、1LDK・42平米台が3,500万円台〜、2LDK・58平米台が4,600万円台〜、3LDK・72平米台が5,600万円台〜、3LDK・81平米台が6,700万円台〜とあり、第1期1次販売と比べて1LDKと角住戸3LDKのレベルが切りあがっているのは、これらのタイプの低価格帯が成約に至ったからでしょう。このほか公式HP上の情報によれば、最低坪単価は241万円程度と推定されます。

 坪単価レンジは241万円〜436万円程度となり、プレミアム住戸を除けば坪単価241万円〜383万円程度となります。標準相場をごくおおまかに試算すると、266万円[勝どき坪単価]×1.025[駅距離補正]×1.109[地価上昇補正]=坪単価302万円となり、本物件坪単価レンジ241万円〜383万円程度の中央値と比較すると、3%程度割高との試算結果になりました。

 比較対象物件としては、人道橋ができると現在の「勝どき」駅徒歩8分が徒歩4分となるとの情報がある『DEUX TOURS(ドゥ・トゥール) CANAL&SPA』と「勝どき」駅直結となる勝どき東地区再開発タワーマンションで、利便性やリセール価値を考慮した価格水準の議論が続いています。

公式ホームページ ⇒KACHIDOKI THE TOWER 

『百年後のヴィンテージマンション』へ
 

posted by フェアリンク at 13:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | KACHIDOKI THE TOWER