「狛江」駅徒歩5分という近さ、しかも「狛江」駅は、渋谷15分、表参道19分、新宿20分と、意外とアクセスに優れています。玉川高島屋は車で8分、多摩川にも近く、住みやすい街という評価です。
一方、『プラウド狛江』の立地については、南面が交通音と排気ガスの気になる世田谷通りに面していることが懸念されています。南東側には焼肉屋があり、その匂いが気になるのではと心配する声も上がっています。
販売予定価格は、専有面積58.80u〜93.45uに対し、4千万円台後半〜8千万円台半ば、という情報です。平均坪単価としては、270万円〜280万円あたりが設定されているものと推測されます。
標準相場をごくおおまかに試算すると、203万円[狛江一昨年坪単価]×1.090[地価上昇補正]×1.041[駅距離補正]=坪単価230万円となりました。適当な比較物件がないのが悩ましいですが、3年前に分譲された大和ハウス工業の『D’グランセ喜多見』(「喜多見」駅徒歩9分)が平均坪単価191万円で、これを基礎とすると、191万円×1.090[地価上昇補正]×0.955[駅補正&駅距離補正]=坪単価199万円となります。
これらのことから、『プラウド狛江』はどう見ても割高物件なのですが、最近、23区外の都下物件は、大手ブランドかつ駅近であれば23区内よりむしろ好調で、良好な住環境等を魅力に感じるある程度所得の高い層が購入しているものと思われます。
『プラウド狛江』がその波に乗れるかどうか、強気の価格設定の結果が注目されます。当初は6月中旬販売開始予定、現在は公式HP上7月下旬販売予定となっていますが、まだ正確なスケジュールは聞こえてこない状態です。
公式ホームページ ⇒プラウド狛江
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