昨年10月に予定されていた販売開始は、本年1月、そして本年4月と延期され、本年4月にモデルルームオープン、本年6月に第1期住戸として60戸弱が売り出されました。しかし、基本的に先着順販売で、抽選会を行っている風でもなく、どの程度売れているかは明らかではありません。
平均坪単価は250万円程度とのことです。周辺物件の新築時平均坪単価は、2005年分譲の『THE KOSUGI TOWER(ザ・コスギタワー)』が211万円、2006年分譲の『レジデンス・ザ・武蔵小杉』が218万円、同年分譲の『パークシティ武蔵小杉』が240万円程度(ステーションフォレストタワー)、250万円程度(ミッドスカイタワー)、2007年分譲の『セントスクエア武蔵小杉』が270万円程度と、年を経るにつれてだんだん高くなっていましたが、今回は市況を考慮して、『パークシティ武蔵小杉』並の価格に抑えた格好です。
東側が新幹線線路、西側に高層ビルと、日照・眺望・騒音で難がある住戸が多いのも価格設定に影響しているのでしょう。ただし、外観・内装の上質感や間取りの良さは住友不動産ならではのものがあります。
現時点での標準相場をごくおおまかに試算すると、213万円[武蔵小杉一昨年坪単価]×1.119[地価上昇補正]×1.013[駅距離補正]=坪単価241万円となりました。来年度開業予定のJR湘南新宿ライン・横須賀線の武蔵小杉新駅徒歩2分となることを考えると、リーズナブルな価格設定であると考えます。
近隣で販売を開始する『プラウド武蔵小杉グリーンフロント』の坪単価が250万円〜300万円程度であることが判明し、価格上の比較優位も出てきました。現在第2期モデルルームプレオープン中で、販売戸数は17戸、来年2月下旬が入居予定となっています。
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