7月に注目の第1期販売が実施されました。販売戸数は362戸で、総戸数の3分の1強と、やはりやや弱気なスタートでした。申込数は約8割弱、抽選もあったとのことで、そのまま成約していれば、約300戸弱の売れ行きとなるのですが、実際の成約数は100戸超にとどまるとの情報があります。しかし、申込数と成約数にあまりのギャップがありすぎ、どちらかが正確ではないような気もします。
全体の平均坪単価は300万円弱で、第1期の平均坪単価は、「マーキュリー社の月例マンション動向」によれば、294万円と考えられます。第1期販売に続き、若干戸数を第1期2次販売として7月中に販売した模様です。当初予想から販売価格を思い切って下げた『シティタワーズ豊洲 ザ・ツイン』ですが、価格下落の続くトレンドの中では強いアピールとはなりませんでした。
8月末と言われていた第2期販売は現在、10月中旬が予定されています。1000戸超という規模から、来年3月下旬の入居開時の完売にはほど遠く、住友不動産らしく完成後もじっくり販売していく構えなのでしょう。
豊洲人気が一段落したとは言え、都心に近い絶好のロケーションという優位性は変わりません。ひときわ目を引く外観はステイタス感があり、片や共用部分をカットしたリーズナブルな管理費やメリハリの利いた内装・設備など、魅力は大きいと考えます。
平均坪単価250万円程度なら買い手の層はもっと広がる、と想像できるのですが、現時点では3LDKの最低価格が坪単価248万円からとなっており、もう一声、といった感じです。
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