大江戸線が開通して利便性が向上した練馬区春日町に上質なパークハウスの誕生です。ホテルライクな内廊下設計、南向き住戸率74%、角住戸率81%、黒と白を基調とした洗練された外観・共用部の意匠がセールスポイントです。
一方、開口部が環八沿いで交通音・排気ガスの影響が気になります。敷地面積が779.41uと狭く、駐車場が10台分で、設置率が4割に満たないのもネックです。まだまだどことなくのどかな周辺風景なのですが、今後もし開発が進めばおのずと雰囲気も変わってくるのでしょう。
注目度はまだあまり高いとは言えませんが、10月11日からの三連休から事前案内会が開催されます。標準相場をごくおおまかに試算すると、215万円[練馬春日町一昨年坪単価]×1.105[地価上昇補正]×1.041[駅距離補正]=坪単価247万円となりました。
練馬区春日町では、2003年〜2005年にかけて野村不動産がプラウドシリーズを3件分譲しました。その中で一番新しい2005年分譲の『プラウド練馬春日町トレアージュ』(「練馬春日町」駅徒歩5分)の平均坪単価205万円でしたので、これを基礎とすると、205万円×1.109[地価上昇補正]=坪単価227万円となります。
これらのことから、標準的な販売価格は坪単価220万円〜250万円のレンジにあると考えられ、需要の強さを見ながら調整してくものと思われます。少し遠いですが副都心線が乗り入れた「平和台」駅利用の利便性も強調することで、これからどの程度関心が高まるかがポイントです。
公式ホームページ ⇒パークハウス練馬春日町
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