値下げを敢行した『パークハウス世田谷千歳台コンフォート』ですが、相変わらず売れていません。現在の先着順住戸は総戸数の約4割に当たる12戸で、3月末の残戸数とされた10戸からむしろ増えました。
1千万円以上の値引きとなった306号室はさすがに売れた模様です。先着順12戸の販売価格帯は、坪単価200万円〜291万円と幅広くなっています。具体的には、2階が坪単価235万円程度、3階が250万円、4階が255万円〜260万円程度、5階が265万円程度、6階が275万円〜290万円程度です。
一方、104号室は角住戸にして坪単価200万円、305号室は坪単価217万円、503号室は坪単価232万円と、これら3戸がモデルルーム使用のディスカウント表示となっています。305号室と503号室は販売価格に比べて12%値引きの計算です。
現時点での標準相場をごくおおまかに試算すると、228万円[千歳烏山一昨年坪単価]×1.092[地価上昇補正]×0.847[駅距離補正]=坪単価211万円となり、ディスカウント後の価格で相場に近いものとなりました。
一度価格を下げると、さらに下げるのではないかとの期待があったり、逆に資産価値が傷ついたとして検討を取りやめる向きが出てきたりして、なかなか成約に至らないケースがあります。今回の事例はそれにはまってしまった感があり、今後も苦戦しそうです。
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