10月11日(土)から本日13日(月)のこの3連休に第3期分譲が行われています。販売戸数は15戸と、6月に実施された第2期分譲と同じ戸数です。どの程度成約が進んでいるかは相変わらず不明な状況です。
第3期の販売住戸については、坪単価231万円〜355万円とかなりの幅があります。特に、南向き住戸は、専有面積が広く、地下住戸以外はおおむね坪単価300万円超と高額住戸となる一方で、南向き以外の住戸は高層階でも坪単価300万円未満と、南向きかどうかでかなりの格差が生じています。
本物件の販売検討時期である昨年後半は、ちょうど不動産市況が境目にかかったことが自覚され始めた頃で、その周辺環境の不便さも含め、思い切った割安住戸とその分価格を上乗せした南向き住戸で、この大規模物件を乗り切ろうとしたのではないかと思われます。
しかしながら、その後の不動産市況は予想以上に悪化し、環八越えの通勤や、ファミリー物件とは裏腹の小学校の遠さ、周辺道路の狭さなど立地の難点への懸念が払しょくされないため、販売は必ずしも順調とは言えない状態です。
一方、売行き鈍化を見越して、南向き住戸などの値下げを待っている待機組も存在するようで、なかなか複雑です。完成は来年6月中旬、入居は来年7月下旬が予定されています。
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