成約戸数については、総戸数718戸中、5月に160戸程度、6月に180戸未満、7月に200戸未満、そして9月に220戸〜230戸程度であったという情報です。鈍い売れ行きながら1か月に20戸弱ずつ売れている計算でしょうか。しかし、現在の成約率は、全戸数の3分の1程度、このペースで順調に売れていったとしてもあと2年かかる計算です。
今月18日(土)から第4期5次先着順申込受付が開始されました。公式HPによれば第4期先着順販売は8戸、しかし間取り紹介では少なくとも18戸が掲載されています。坪単価については、タワー棟が、4階住戸209万円、9階住戸209万円、10階住戸209万円、14階住戸217万円、24階住戸261万円、レジデンス棟が、2階住戸214万円、13階住戸237万円、16階住戸227万円などとなっており、概してレジデンス棟の方が高くなっています。
現時点での標準相場をごくおおまかに試算すると、169万円[相模大野一昨年坪単価]×1.059[地価上昇補正]×1.041[駅距離補正]=坪単価186万円となりました。本物件は、相変わらず相場より割高となる計算ですが、住友不動産の販売方針として、値下げなどはしないままです。
イメージ的には、住友不動産も売主として参加した『ザ・タワー&パークス田園都市溝の口』を想起させます。このマンションも割高とされながら、総戸数648戸を2年半以上かけて完売にこぎつけました。
ただし、『パークスクエア相模大野 タワー&レジデンス』との決定的な違いは、『ザ・タワー&パークス田園都市溝の口』の場合は、不動産相場が急騰していく中で売り切ったという点です。相場下落時の現時点においても同様のケースとなるかどうかは、かなり困難と言わなければなりませんが、少なくとも成約の動きが続いている本マンションはまだ希望があるようにも思います。入居は来年3月中旬に開始予定です。
公式ホームページ ⇒パークスクエア相模大野 タワー&レジデンス
⇒『百年後のヴィンテージマンション』へ