本年3月に竣工済み、7か月が経過し、まだまだ販売は継続中です。敷地面積や周辺環境等から、シングル&ディンクス向け又は投資用をターゲットの物件としたのですが、想定以上に売れ行きが伸び悩みました。ターゲット層の割には駅から遠いのと、内装・設備がパークタワー物件にしてはチープであるとの評価もあります。
今月19日(日)に行われた最終期2次では、11戸が販売されました。坪単価256万円〜338万円の価格帯で、平均坪単価は300万円内外となっています。現時点での標準相場をごくおおまかに試算すると、243万円[東池袋一昨年坪単価]×1.228[地価上昇補正]×1.000[駅距離補正]=坪単価298万円となりました。
したがって、再開発絡みで地価が急騰した東池袋エリアにおいては、現時点において、『パークタワー池袋イーストプレイス』の価格はそれなりに妥当なものなのですが、例えば「東池袋」駅徒歩1分で平成16年に分譲された人気のランドマーク物件『エアライズタワー』が平均坪単価248万円だった事実が念頭に置かれると、価格的にも質的にも触手が動かなくなるようです。
しかし、入居者の方々からは、居住は快適で、事前に懸念された点は気にならないという声があがっています。また、山手線内側立地は、やはり一つのステイタスです。旬の時期を逃してしまった感のある『パークタワー池袋イーストプレイス』ですが、その価値を認めてくれる方を辛抱強く待ち続ける日々が続きます。
公式ホームページ ⇒パークタワー池袋イーストプレイス
⇒『賃貸マンション・アップデート』へ