第1期販売開始は、当初の6月中旬から7月下旬、9月中旬と次第に遅れ、結局9月下旬に全戸数販売となりました。強気のスタンスの営業でしたが、公式HP上では現在、7戸の先着順販売表示となっています。
他の住戸がすべて成約済みであるならば第1期販売において約8割が売れたことになりますので順調と言えば順調なのですが、連戦連勝に近い「プラウド」物件としてはやや物足りない売れ行きです。やはりこの極度の金融不安の中の販売になったことが影響しているのかもしれません。
第1期販売では、人気のない住戸は最終的に坪単価230万円台まで価格を下げたものがあったようです。先着順住戸7戸の坪単価は、103号室261万円、207号室243万円、209号室258万円、305号室274万円、404号室278万円、504号室283万円、506号室297万円となっています。
前回7月27日の記事に書きました通り、私は本エリアの標準的な坪単価を230万円と試算していますので、やはり割高な印象です。気になるのは、この先着順7戸表示が第1期販売終了後全く変わっていないことで、販売の動きが停滞していることが懸念されます。
結果的に販売時期が最悪だったことは気の毒でしたが、今後市況が簡単に上向くとも思えません。再び動きが出てくるのはいつなのか、公式HP物件概要にある「お早めにご来場下さい」という言葉が営業の気持ちをよく表しています。
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