目黒区大橋地区再開発地区に生まれる目黒区最大のタワーで、行政と協力して、大橋ジャンクションの上部にできる空中庭園、スーパー、区立図書館、区のサービス事務所のタワー内設置など、充実した共用公益施設を誇ります。
しかしながら、4年前に先行した同再開発地区の『プリズムタワー』が「池尻大橋」駅徒歩2分の立地だったにもかかわらず強気の価格設定も災いして苦戦、本マンション建設計画もなかなか落札者が決まらないなど、苦難のスタートでした。
大きな理由としては、国道246号線沿いでしかもジャンクション近接という、いかにも空気の悪そうな場所であるということでしょう。今回の販売も、『プリズムタワー』より大幅に下げたにもかかわらず、さらにリーズナブルな価格設定を行った『ザ・パークハウス三軒茶屋タワー』に人気を奪われ、なかなか正式な価格決定をして販売に踏み切れません。
予定価格は3月に1回、5月に1回下げて、検討客の反応を探っています。平均坪単価は約330万円ですが、国道246号線と向き合う住戸については、坪単価285万円まで下げ、専有面積80u超で6千万円台としてアピールしています。標準相場をごくおおまかに試算すると、288万円[池尻大橋坪単価]×1.041[駅距離補正]=坪単価300万円となります。
上記住戸については眺望は都心方面が望め、個人的には魅力を感じる価格帯ですが、事業者協力住戸を除いても491戸をさばかなければならないプレッシャーは売主にとって大きなものがあります。6月上旬販売開始予定とされていますが、今度は予定通り販売に踏み切れるか、売主の判断が注目されます。
公式ホームページ ⇒クロスエアタワー
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