「東中野」駅は、平成19年に東口に「ユニゾンスクエア」が完成、街の顔が大きく変わりました。同駅西口も今後の整備が期待されていますが、その西口の駅前に徒歩1分の距離で誕生するのが本マンションです。新宿・大久保に至近距離のエリアで、そのポテンシャルは大きなものがありますし、現在の東中野の生活しやすい環境も捨てがたいものがあります。
このような同駅の近辺では分譲マンションが次々に建ち始めており、平成21年には同じく同駅西口徒歩1分で大京の『ライオンズ東中野』が分譲され、早々に完売となりました。また現在、東口から徒歩2分のところに東急不動産の『ブランズ東中野プレミアム』が販売中です。
本マンションは元々、昨年夏に販売予定だったものが、どのような理由か販売が何度も先延ばしされ、結局この夏に販売が開始されました。大手デベには似つかわしくなく専用のモデルルームがなく、かといって現地販売までも待てなかった格好で、中途半端な売り出し方ですが、それでも約半数は売約済との情報があり、やはり駅徒歩1分の立地の良さが決め手になっています。
専有面積54.67m2〜60.10m2の間取り2LDKオンリーで、購入層は限られてきますが、かえってターゲットが絞られて売りやすいかもしれません。平均坪単価は約330万円内外で、2年前の『ライオンズ東中野』よりは高めの設定です。標準相場をごくおおまかに試算すると、246万円[東中野坪単価]×1.107[駅距離補正]=坪単価272万円となり、標準相場とかなり開きがある計算になりました。
駅前だけに鉄道音と山手通り沿いの車の交通音が気になるかもしれず、現地での確認が必要です。この年末までの入居が可能となり、ローン減税最大400万円も享受できます。販売の仕方にスマート感はありませんが、やはりマンションは立地が最重要事項ですから、問題なく売れていくのでしょう。
公式ホームページ ⇒シティハウス東中野駅前
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