商業施設が魅力の「たまプラーザ」駅と「鷺沼」駅両方が利用できる鷺沼アドレス、南傾斜の落ち着いた住宅街であることもポイントです。他方、東急田園都市線の線路や東名高速道路が近く、交通音が予想されること、高圧線やお墓も近くにあることを気にするかどうか、といった点も考慮に入れる必要があります。
販売価格は、専有面積70〜79uに対し5,040〜6,980万円で、坪単価238万円〜292万円のレンジでした。標準相場をごくおおまかに試算すると、201万円[たまプラーザ坪単価]×0.975[駅距離補正]=坪単価196万円となりましたので、かなり割高な価格設定でしたが、そこはプラウドブランドの強みで、2月の販売時には3戸を残して契約済となりました。
しかし、3月に残り2戸となって以降、販売住戸の入れ替えはあったものの、半年も戸数が減りません。4月にはモデルルームをクローズし、動きのない状態が続きます。3月の東日本大震災の影響で、マンション需要が全体に落ち込んでいるあおりを食っているのかもしれません。
鷺沼でプラウドと言えば、平成17年に「鷺沼」駅徒歩8分の有馬エリアで『プラウド鷺沼』を坪単価174万円〜248万円で全79戸即日完売したのを思い出します。この物件に比べると、『プラウド鷺沼三丁目』は価格水準として3割近く上がっており、やはり割高感も完売を阻む理由の一つとなっているのでしょう。
公式ホームページ ⇒プラウド鷺沼三丁目
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