昭和34年に東京都住宅供給公社が建築した地上6階建ての事務所+総戸数40戸のマンションである『美竹マンション』の建て替え事業であり、これを上記のとおり地上17階地下3階建総戸数196戸の高層マンションとする計画です。なお、美竹(みたけ)は、このあたりの古い町名だということです。
半蔵門線・副都心線とは言え、「渋谷」駅徒歩1分の大型分譲マンションはここ10年間例がなく、いやがうえにも注目度は高まります。明治通りから一歩奥まった立地で、幹線道路の交通騒音の影響は少ないものと思われます。他方、現地は裏通りのビジネス街といった風情もあり、周りにはオフィスビルがあるため、眺望は高層階でないと望めないものと思われます。
間取りは1Kから3LDKまで、専有面積は33.10u〜113.47uと幅広くなっています。実際に販売されるのは、売主である新日鉄都市開発の保留床部分が中心となりますので、これがどの程度の戸数になるのかはまだ明らかにされていません。
販売価格については、情報によれば、平均坪単価460万円程度、低層階で坪単価400万円程度から、ということです。標準相場をごくおおまかに試算すると、361万円[渋谷坪単価]×1.107[駅距離補正]=坪単価400万円となりましたので、計算上は標準相場より15%程度割高との結果です。
販売は11月中旬からとのことです。「渋谷」駅徒歩1分のプレミアムと平均坪単価460万円の高さと、購入検討者がどう天秤に掛けるか、これからが注目です。
公式ホームページ ⇒テラス渋谷美竹
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