「西荻窪」駅南口から西荻南中央通りの商店街の中を通って南下し、五日市街道に達したところの南北に細長い敷地上に立地します。商店街の中にはスーパーも2つあり、個性的な商店街の各店舗と合わせて利便性の高いストリートとなります。
敷地自体は近隣商業地域ですが、周辺は第一種低層住居専用地域ですので、中高層では東・南・西方面のびやかな眺望が楽しめます。敷地面積1,681.77uと必ずしも大きくありませんが、植栽をきめ細かに取り入れ、風格と緑を湛えるファサードデザインを目指しました。
懸念点としては、南側が五日市街道に面しており、交通音等の心配があること、通りの歩道が狭く、バスも通ること、駅までの道のりがフラットではないこと、南面に部分的に建物が近接していること、などが挙げられています。
間取りは2LDK〜4LDKの専有面積58.61u〜85.61uと、ファミリータイプが中心です。販売価格は当初、専有面積70uに対し、6,000万円〜7,000万円程度を設定して顧客の反応をみていましたが、販売前に一部住戸を100万円〜200万円程度下げるなど価格の見直しを行い、平均坪単価は280万円〜290万円程度と推測されています。
標準相場をごくおおまかに試算すると、256万円[西荻窪坪単価]×0.943[駅距離補正]=坪単価241万円となりますので、約2割弱は割高であるとの試算結果です。しかし、比較物件となる「西荻窪」駅徒歩12分(立地条件は異なりますが)の住友不動産による『シティテラス西荻窪』が坪単価300万円程度との噂がありますので、西荻窪全体のマンション価格が高額化している印象があります。
一つには、杉並区におけるJR中央線沿線マンションへの根強い需要があるのでしょう。「西荻窪」駅近辺の味のある街並みも、いかにも中央線沿線好みです。販売は11月上旬を予定、完売時期は来年GW頃をターゲットという販売員の言があったとの情報もありますが、竣工・入居は来年11月中旬頃が予定されています。
公式ホームページ ⇒Brillia西荻窪(ブリリア西荻窪)
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