公式HPによれば、駅距離表記に修正があり、従来東急東横線「武蔵小杉」駅より徒歩1分としていたものが、東急「武蔵小杉」駅南口へ徒歩2分・新駅ビル直結徒歩1分となりました。徒歩1分と徒歩2分では、中古になったときを含めアピール度が異なるため、ちょっと痛いかもしれません。
11月に開かれた事前のプロジェクト説明会に行かれた方の情報では、専有面積60u台が5,000万円台前半、75u台が6,000万円台後半の予定で、平均坪単価は約290万円と、同駅の反対側で駅直結タワーマンションとして販売中の『エクラスタワー武蔵小杉』(同駅徒歩1分)と同程度の価格水準を設定しているとのことです。
同じく同駅徒歩2分表示の『パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー』が平均坪単価238万円、『パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー』が平均坪単価258万円でしたので、『ステーションフォレストタワー』より約22%高、『ミッドスカイタワー』より約12%高となります。しかし、同駅への距離ではもちろん本マンションが優位にあり、かつ、商業施設の集積が期待される新駅ビル直結でもありますので、その後の武蔵小杉エリアの地価上昇の要素も含めて妥当な価格設定なのでしょう。
一方では、平均坪単価290万円であれば、現在では大手デベロッパーの都心・城南エリアの分譲マンション低層階が十分買える額であり、武蔵小杉エリアに高い価値を見出さない層にはあまりアピールしない価格水準とも考えられます。
本マンションは駅直結でもあるからか、『ステーションフォレストタワー』や『ミッドスカイタワー』と比較して、専有面積60u台のコンパクトサイズが多いのが特徴です。従来からそのような計画だったと記憶していますが、現在は確かにこのようなコンパクトサイズが主流になりつつありますので、グロスの価格が抑えられる効果も含めて、時流に乗っていると言えるでしょう。
販売は本年春を予定しており、東急東横線「武蔵小杉」駅の駅前にはマンションパビリオンができつつあります。販売開始が待たれるマンションです。
公式ホームページ ⇒パークシティ武蔵小杉ザ グランドウイングタワー
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