通勤に便利な都営三田線「志村三丁目」駅エリアで総戸数184戸もの大規模物件は、1999年分譲の『ヴィオスガーデン城山』(「志村三丁目」駅徒歩2分・総戸数417戸)以来13年ぶりとなります。敷地面積は7,268.85uもあり、注目の物件です。
ネックなのは周辺環境で、本マンション南側は11m先に首都高速5号池袋線が走り、交通音・排気ガスの影響は免れません。また、西側にはラウンドワンがあり、遊びに行くには便利なものの、生活する分には騒音等の影響があるかどうか気になります。
一方、構造を全棟免震としたり、クオリティの高い設備を採用したりと、魅力は十分です。配棟や間取りにもコミュニケーションがとりやすいような工夫が見られ、防災を念頭に置いた設備・備蓄も合格点です。日常のお買い物も「グルメシティ」まで徒歩2分と便利です。
間取りは2LDK〜4LDKのファミリータイプで、専有面積56u〜94uに対し販売価格2,988万円〜5,698万円の幅となりました。これを坪単価換算すると、176万円〜200万円となりました。標準相場をごくおおまかに試算すると、180万円[志村三丁目坪単価]×1.025[駅距離補正]=坪単価185万円となりますので、ほぼ相場どおりの価格展開です。
昨年1月から分譲を開始し、本年2月に竣工、入居時期は本年3月下旬が予定されています。現時点でどれだけ残戸数があるのか公式HP上は不明ですが、おそらく15戸〜20戸程度の残戸数合計と思われます。
竣工・引き渡しと同時に完売するのが理想的でしたが、その達成は困難そうです。しかし、充実した共用施設など魅力が大きいだけに、総戸数に対し残り1割程度の残戸数であれば、近いうちに問題なく完売できる可能性が高いのではないかと考えます。
公式ホームページ ⇒アトラス志村三丁目
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