2駅2路線利用可能ですが、徒歩10分圏内に収まらなかったのは少々残念、しかし、バス便利用も可能なロケーションです。売主が三菱地所レジデンス&大京の組合せは珍しく思えます。もともとは藤和不動産&大京でライオンズブランドで売り出すところ、藤和不動産が三菱地所に吸収合併され、三菱地所レジデンスとなったことで、『ザ・パークハウス』ブランドに変わったのではないかと個人的に推測しています。
敷地はミカレディ商品センターの跡地で面積は5,192.5uある結構大きな敷地です。敷地の4分の1は30年期間設定の普通借地権で、お寺近くにはよくある寺社所有地の旧法借地権ですから、期間更新はほとんど前提のようなものです。第二京浜と池上本門寺に挟まれたロケーションで、第二京浜からの交通音や地元の街並みの雰囲気の感じ方は、人それぞれのようです。コンビニは近くにないものの、徒歩5分のOKストアーはありがたい存在です。
共用施設を極力抑えているため、借地料込みでも毎月に要する経費は通常のマンションと遜色がなく、総戸数155戸のスケールをうまく活かしています。間取り2LDK〜4LDK、専有面積63.3u〜85.0uに対し販売価格3,928万円〜6,548万円、坪単価205万円〜255万円となります。標準相場をごくおおまかに試算すると、238万円[池上坪単価]×0.959[駅距離補正]×0.975[4分の1普通借地補正]=坪単価223万円となりますので、パークハウスブランド料込みで妥当な価格といったところでしょうか。
建物は3月に完成済みで、即入居可能物件となっており、現在公式HPでは13戸の販売、これが残住戸すべてとすると成約率は92%で、売主としても利益が確保できた成功物件といってよいでしょう。入居開始から数週間が経ち、入居された方々も落ち着いて快適な新生活を送る雰囲気になってきているようです。
公式ホームページ ⇒ザ・パークハウス池上
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