2012年07月22日

パークタワー東雲−平均坪単価は従来物件とさほど変わらないものの、坪単価170万円台からの価格帯に驚きの声。販売開始は『パークタワー豊洲』の販売と調整をしつつ10月下旬に延期か

★ 東京臨海高速鉄道「東雲」駅より徒歩7分、東京メトロ有楽町線「辰巳」駅より徒歩10分、同線「豊洲」駅より徒歩16分の場所に立地する三井不動産レジデンシャル分譲・清水建設工業施工・地上43階建・総戸数585戸の『パークタワー東雲』です。

 東雲キャナルコートに隣接する南西部に立地し、清水建設による免震構造の大規模タワーマンションです。防災面の対策も十分にとられており、総戸数585戸に1LDKがないディンクス&ファミリー向け物件となっています。上空に吹き抜けのドッグランや、眺めと交流を楽しむ6つの広場「ソラプラザ」、さらに、図書室や茶室・菜園・防災倉庫・展望台のようなラウンジなど、共用施設が多彩に揃っています。

 注目されていた販売価格帯が今月明らかになりました。専有面積55.37u〜90.35uに対し販売価格2,980万円〜7,480万円で、坪単価換算すると178万円〜274万円、特に最安価格帯が坪単価200万円を切る価格水準に驚きの声が上がりました。

 しかし、最高価格帯が274万円ですので、その中央値は226万円となります。標準相場をごくおおまかに試算すると、212万円[東雲坪単価]×1.013[駅距離補正]=坪単価215万円と計算できますので、それほど割安という感じもしません。要は価格幅が大きく、最安値が客寄せのための目玉住戸になっているという側面があるのでしょう。

 そうはいっても、三井不動産レジデンシャルの「パークタワー」ブランド、かつ、免震大規模タワーでこの価格水準であれば食指が動きます。一方、同社では現在、『パークタワー豊洲』を近接エリアで販売中であり、これと販売時期をずらす意味もあるのか、本マンションの販売開始は10月下旬に延期となった模様です。

 東雲エリアでは現在、複数のタワー物件等が競うように販売を行っており、厳しい競争となっています。本物件はこれに魅力的な価格プランを携えて参入、他の物件の売り上げにも影響しそうです。

公式ホームページ ⇒パークタワー東雲

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posted by フェアリンク at 00:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 完売物件