東雲キャナルコートに隣接する南西部に立地し、清水建設による免震構造の大規模タワーマンションです。防災面の対策も十分にとられており、総戸数585戸に1LDKがないディンクス&ファミリー向け物件となっています。上空に吹き抜けのドッグランや、眺めと交流を楽しむ6つの広場「ソラプラザ」、さらに、図書室や茶室・菜園・防災倉庫・展望台のようなラウンジなど、共用施設が多彩に揃っています。
注目されていた販売価格帯が今月明らかになりました。専有面積55.37u〜90.35uに対し販売価格2,980万円〜7,480万円で、坪単価換算すると178万円〜274万円、特に最安価格帯が坪単価200万円を切る価格水準に驚きの声が上がりました。
しかし、最高価格帯が274万円ですので、その中央値は226万円となります。標準相場をごくおおまかに試算すると、212万円[東雲坪単価]×1.013[駅距離補正]=坪単価215万円と計算できますので、それほど割安という感じもしません。要は価格幅が大きく、最安値が客寄せのための目玉住戸になっているという側面があるのでしょう。
そうはいっても、三井不動産レジデンシャルの「パークタワー」ブランド、かつ、免震大規模タワーでこの価格水準であれば食指が動きます。一方、同社では現在、『パークタワー豊洲』を近接エリアで販売中であり、これと販売時期をずらす意味もあるのか、本マンションの販売開始は10月下旬に延期となった模様です。
東雲エリアでは現在、複数のタワー物件等が競うように販売を行っており、厳しい競争となっています。本物件はこれに魅力的な価格プランを携えて参入、他の物件の売り上げにも影響しそうです。
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