注目の第1期販売が本年6月3日に行われました。当初の販売側の想定どおり総戸数の約6割に当たる300戸の売り出しとなり、その売れ行きが注目されましたが、世上言われているところでは、見事即日完売となりました。その後キャンセル住戸が数戸出たという情報もありますが、それはセールスの常というものでしょう。
第1期販売300戸の最安坪単価は244万円、最高坪単価は319万円で、平均坪単価は291万円、最高倍率は15階南西向き住戸7,510万円が10倍だったそうです。登録数は368組でそれほど多い数ではないので、販売側の丹念な住戸調整が功を奏した格好です。
業界的には今回の即日完売は驚きを持って受け止められたようです。確かに最近成長著しい「武蔵小杉」駅直結の話題のマンションではありますが、坪単価300万円は23区の都心・城南新築マンションも買えてしまう水準だからです。私も内心では完売は無理だろうと思っていましたので、正直びっくりしました。
一方、上記のとおり、この即日完売は販売戦略の巧さもあったところであり、抽選に漏れた検討者の数もそれほど多くないとすると、大変好調な第1期販売の評判が、いかに新規顧客を惹き付けるかが重要です。現在、公式HPでは第1期2次販売の表示が続いていますが、次の販売の山をどこに作るのか、再び販売側の手腕が問われる場面がやってくると考えます。
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