板橋区加賀地区は、加賀藩の下屋敷があった場所で、本マンションは国立極地研究所の跡地に建設されます。近くには板谷公園、加賀公園、東板橋公園など公園が多く、徒歩1分の石神井川では春は桜が咲き誇り、図書館徒歩4分、金沢小学校徒歩5分など、住環境の良さがセールスポイントです。
一方、加賀と言えば、平成19年に分譲された『加賀レジデンス』が有名で、その完成度の高さが評判だったこともあり、どうしても本物件はその比較の対象にされてしまいます。総戸数が385戸という大規模物件であることも最近の市況からは売れ残りのリスク要因となります。
販売価格は未定ですが、モデルルームに行かれた方の情報では、不動産プチバブル期の供給で高いとされた『加賀レジデンス』とほぼ同等の価格水準ということでした。同マンションの平均坪単価は240万円程度とされていますが、標準相場をごくおおまかに試算すると、247万円[板橋坪単価]×0.911[駅距離補正]=坪単価225万円となりますので、この情報が事実だとすると、約7%割高な価格設定となります。
当初本年1月にも予定されていた第1期販売は現在まで開催されておらず、現在のところは8月下旬を販売開始予定としています。販売員の方のお話によれば、第1期販売の住戸数は多くて120戸程度ということで、これを基にすると、総戸数に対する第1期販売の戸数は約31%となります。まだ先は長そうですが、そこは住友不動産ですから、じっくり販売していくことになるのでしょう。
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