昨年秋に販売開始され、完売した『アルコード川崎』に続く第2段で、いずれも「川崎」駅東口の繁華街立地となります。アドレスが一部に風俗街で知られる堀之内なのを気にするかどうかですが、実際の立地はその外れで、ネット上の情報によれば周辺環境は悪くないとのことで、OKストアも近くにあります。
さらに、「川崎」駅東口は大規模な駅前再編成工事が行われ、大型商業施設も集結し、川崎市役所もあって利便性が高い場所です。風俗街も縮小傾向で、街並みは確実に変わりつつあります。
セールスポイントは「川崎」駅に近い物件でありながら価格が安いことです。間取り1LDK+S〜3LDK・専有面積48.39u〜65.69uに対し販売価格2,290万円〜3,490万円、坪単価にして155万円〜176万円です。標準相場をごくおおまかに試算すると、220万円[坪単価]×0.943[駅距離補正]=坪単価207万円となり、上記坪単価レンジの中央値との比較では約20%割安との結果です。
公式HPによれば、第1期・第2期完売ということですが、各期でどの程度の戸数が売りに出されたのかは明らかではなく、現在の第3期販売も含め、公式HP上の販売戸数はずっと16戸のままです。しかし、同様のコンセプトで販売された『アルコード川崎』はほどなく完売しましたので、本マンションも順次成約戸数を重ねていくのではないでしょうか。なお、竣工は来年7月末、入居が来年9月末と、小規模物件の割にはかなり早めに売り出した感があります。
公式ホームページ ⇒アルコード川崎デュアル
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