本マンションに関する本年4月19日の前回ブログ記事では残戸数3戸ということでしたが、本年6月には最終1戸となり、本年8月、ついに完売となりました。最後に残った住戸は、33階北東角部屋で間取り2LDK・専有面積121.22uで、販売価格1億9,800万円、坪単価にして540万円という高額住戸でした。
本マンションの分譲開始は2004年5月という記録がありますので、足かけ約8年半かかって総戸数2,082戸を売り切ったことになります。当初は坪単価240万円程度の分譲価格だったところ、不動産価格の上昇につれて販売価格も上げていき、不動産プチバブルの絶頂時に、条件の良い高額住戸が再販住戸という形で登場しました。
その後すぐに不動産プチバブルが崩壊し、住戸再販もやや当てがはずれた格好となりましたが、それでも国内最大級の知名度の高いタワーマンションとしての人気は高く、じわじわと売れていき、完売に至ったものです。
いわば平成16年以降の不動産市場の歴史を身を持って体現してきたわけで、それ自体貴重なことだと言えます。中古市場においても本マンションは常に人気ランキングの上位に君臨し、今後ともランドマークとして、あるいはベンチマークとしての位置づけを立派に果たしていくことでしょう。完売おめでとうございます。
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