2012年12月02日

ザ・パークハウス市ヶ尾−市が尾の丘に佇む大規模正統派レジデンス。人気はあるが平均坪単価220万円程度の価格の高さがネック、今後は決算期をめぐるせめぎ合いか

★ 東急田園都市線「市が尾」駅より徒歩5分の場所に立地する三菱地所レジデンス分譲・フジタ施工・地上7階地下1階建・総戸数288戸の『ザ・パークハウス市ヶ尾』です。

 「市が尾」駅からゆるやかな並木道を徒歩5分、周囲は閑静な住宅街で、敷地の南面には低層の家並が広がり、中・上層階の窓辺には、開放的な眺望が広がります。敷地面積は1万uを超え、イースト棟(142戸)とウエスト棟(146戸)の2棟を配した本格正統派の大規模マンションです。

 購入検討者からは夜道の安全さ、学区の確かさ等もあいまって好意的な評価が多いのですが、大規模マンションだけあって、竣工後もまだ未成約住戸が存在します。大きなネックは価格の高さで、平均坪単価は220万円程度、標準相場をごくおおまかに試算すると、195万円[市が尾坪単価]×1.041[駅距離補正]=坪単価203万円となりますので、8%程度割高との試算結果です。

 購入検討者からは「売れ残っているようだし、値下げさえしてくれれば」という声がかなりありますが、しかし一方では残戸数も徐々に減って希望する間取りもなくなりつつあり、売主と購入検討者の間のチキンゲーム(?)のようにも見えます。

 現在イーストは残り5戸で、間取り3LDK・4LDK、専有面積69.30u〜86.07u、販売価格4,818万円〜6,478万円で、坪単価230万円〜249万円と高額住戸が残っています。ウエストは現在第4期4次7戸販売で、竣工が遅かった分、イーストよりも進捗は遅くなっています。

 年を明ければ決算期も近くなり、値下げの期待も高まりますが、果たしてどこまで待てばいいのか、検討者も悩みます。本年の状況をみると、2月に入れば期末モードに入ると思われますが、そこで購入熱が一気に高まれば完売へ走って行けるものと思われます。

公式ホームページ ⇒ザ・パークハウス市ヶ尾

『百年後のヴィンテージマンション』へ

posted by フェアリンク at 01:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 完売物件