本マンションに関する本年7月31日の前回ブログ記事では、成約戸数437戸という推定を載せました。その後のネット上の情報では、8月までの第2期販売で延べ463戸を供給、10月に第3期1次で販売戸数40戸、11月に先着順販売20戸、現在の公式HPでは先着順販売戸数が増えて25戸となっています。営業の方のお話では、12月には供給戸数500戸超になったとのことです。
成約戸数の情報については、9月に約450戸、10月に第3期販売の葉書に460戸成約との記載、第3期販売は上記先着順との差し引きで15戸売れたと推定され、この場合成約戸数は475戸、残戸数は408戸となります。総戸数に対する成約率は約54%という数字になりました。
そして、来年5月には2棟目920戸を供給するとの情報が最近もたらされました。これ以外に、競合する湾岸エリアでは、新豊洲に『東京ワンダフル プロジェクト』が来年6月販売開始(1,100戸)+同エリアに分譲住宅(500戸)、勝どき5丁目タワー物件2016年竣工予定(1,500戸)、TIMELESS TOKYO PROJECT(仮称)中央区月島一丁目複合再開発計画2014年度竣工予定(750戸)、月島一丁目22・23・24番地区第一種市街地再開発事業(不明)、(仮称)晴海三丁目西地区A2・A3街区計画2014年竣工予定(?)(1,500戸)などの大規模計画が目白押しです。
このように判明しているだけでも6,000戸超の新規供給があり、これだけの供給増に対応する需要が創出できるかが懸念材料です。購入検討者がより新しい物件に関心が向かうのは自然な傾向であり、かつ、これら物件が供給過剰により価格水準を下げてくると、ダメージはさらに大きくなります。
それとも本マンションの高スペック・高クオリティが価格見合いの関係で(景気の動向等によっては湾岸物件の価格が再び上昇に向かう可能性もないわけではありません)購入検討者からあらためて見直されれば、逆に販売に弾みがつくことも、見込みは小さいものの、可能性ゼロではないでしょう。いずれにせよ、今後の動向にますます目が離せない状況となっています。
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