本マンションに関する本年6月8日の前回ブログ記事では先着順住戸18戸ということでしたが、6月下旬には先着順住戸の戸数が11戸となりました。ただし、8月時点で残戸数は25戸以下あったということで、現在でも公式HPの戸数は11戸のままです。
しかし、逆に言うと総戸数の約90%は成約済であり、物件としては通常の採算ラインには乗っているのではないかと考えられます。残戸数は高層階に多く、南東・南西向き中層階以上で既に坪単価330万円オーバーとなる価格設定になかなか手が出にくいといったところでしょうか。
建物は本年5月28日に竣工しており、即入居可能状態となっています。販売キャンペーンとしては、9月15日から10月28日までの期間限定で6,500万円以上の住戸に対し200万円の購入補助券進呈で高額住戸の販売促進を図り、現在ではモデルルーム使用住戸(1207号室・間取り3LDK・専有面積68.96u)を6,790万円から300万円値下げして6,490万円(坪単価311万円)としています。
公式HP上の先着順販売住戸11戸の内容は、間取り2LDK・3LDK、専有面積58.08u〜78.26uに対し販売価格5,210万円〜8,080万円、坪単価にして297万円〜341万円となります。現時点での標準相場を大まかに試算すると、坪単価251万円[大塚坪単価]×1.058[駅距離補正]=266万円となりますので、高層階中心に残っているだけに、坪単価レンジの中央値と比較すると20%程度割高との試算結果になりました。
敷地内の緑の多さなどは好評のようです。現物を見て購入を検討できる状態ですので、年度末に向けて販売が進むことを期待したいと思います。
公式ホームページ ⇒ザ・タワーレジデンス大塚
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