注目の第1期販売は12月に行われました。販売戸数は67戸で、総戸数に対する割合は36%にとどまりましたが、高額マンションほど売りにくい現下の情勢だけに一気に大量販売とはいかなかったのでしょう。その内容は間取り1LDK〜4LDK、専有面積41.59u〜111.69u、販売価格4,480万円〜1億3,980万円で、坪単価295万円〜414万円でした。
標準相場をごくおおまかに試算すると、386万円[高輪台坪単価]×1.074[駅距離補正]=坪単価415万円となり、上記坪単価レンジの中央値と比較すると15%程度割安との試算結果です。『住まいサーフィン』によれば、第1期の抽出戸数の平均坪単価は360万円(u単価109万円)となっています。
本年6月6日のブログで書いたように、私としては坪単価370万円〜420万円程度が目安となる価格帯を予想していましたが、上限はほぼ予想通りでしたが、下限が予想よりかなり低い価格で出てきました。これも高額住戸だけではなかなか戸数を捌けないマンション市況を体現しているのでしょう。
しかし、販売員の話によれば、第1期は、頭金のファイナンスに手間取っている住戸を除けばほぼ完売とのことです。第2期販売は来年1月上旬を予定しており、販売戸数は未定ですが、間取り1LDK〜3LDK、専有面積44.09u〜90.03u、販売価格4,390万円〜9,870万円で、坪単価301万円〜401万円となっています。
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