第一種文教地区の閑静な住環境が広がり、アドレスは西池袋ながら「目白」駅に徒歩9分、ビッグターミナル駅「池袋」駅には徒歩7分という利便性が魅力です。敷地向かいの南東側には緑量豊かな「上り屋敷公園」が広がり、低層の本マンションにふさわしい周辺環境です。
本マンションで最大の問題は、敷地北側の約半分が都市計画道路にかかっており、この実施が決定された場合には、これらが削られてしまうことです。都市計画道路はなかなか実行されないことが多いのですが、リスクは大きいものがあります。一方、実際に敷地が削られた場合にはその分の売却代金が居住者ないし管理組合に入ってくるため、「都市計画道路にかかっているマンションは買い」とする書籍も読んだことがあります。
また、本マンションが地上5階建てで高さを抑えているのは、都市計画道路に敷地を供出した場合でも既存不適格にならないようにしているのではないかと推測しますが、この点は販売員に聞かないと確たることはわかりません。
これらの懸念点がクリアされるのであれば、都市計画道路が通るのは共用廊下のある北側ですし、南側の緑の多い環境は維持されるので、個人的にはかなり良いのではないかと感じています。もっとも、これも価格水準次第で、将来のリスク込みのリーズナブルな価格で出てくるのであれば十分検討できるのではないかと思います。
販売は本年6月中旬より、モデルルームの公開はこの春からとなっており、現在は資料請求受付中です。ちょっと面白い物件としてマークしておきたいと思います。
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