アドレスは新宿区新宿4丁目で、「新宿」駅徒歩4分とこれだけ「新宿」駅に近い立地の分譲マンションは近年例がなく(平成16年分譲の『カテリーナ代々木プレイス』が「新宿」駅徒歩5分)、希少価値があります。しかも、南側には新宿御苑が広がり、高層階では新宿御苑ビューが将来にわたってほぼ確保されるのもセールスポイントです。
一方、ネット上の掲示板の情報によれば、この界隈は江戸時代から一部戦後まで「私娼窟」であり、それが禁止されてからは日本の高度経済成長を支えた建設労働者の安宿である「ドヤ」となり、今もそれがわずかに残っているのだそうです。
したがって、新宿にしては地味な場所ではありますが、現在「新宿」駅新南口界隈は再開発中であり、将来性があります。ただし、本マンションと新宿御苑の間に明治通りのバイパスができる予定で、現在の静かな住環境は一変する可能性もあります。
間取りは2LDK〜3LDK、専有面積は53.46u〜68.89uのコンパクトなディンクス&ファミリータイプです。気になる販売価格については、従来平均坪単価350万円〜400万円を予想する向きが大半でしたが、それより安く出ている模様で、一説には坪単価310万円という情報もあります。
公式HPにはあまり情報が掲載されていませんが、3月30日にはモデルルームがグランドオープン、一建設物件の特徴として即販売開始の可能性があり、購入検討者は迅速な判断が求められそうです。
業績絶好調の一建設ですが、どのマンションも品質が悪くなく、土地購入力の強さから立地にすぐれた物件も多く、しかも価格もリーズナブル(初期物件よりはうま味が減っている気が個人的にはしますが)で、購入検討者の間で好評価が定着しつつあります。本マンションはその典型例と言うことができ、完売まで足が速いものと思われます。施工業者は公式HP上未定との表示で、竣工は来年6月中旬、入居は来年6月末日を予定しています。
公式ホームページ ⇒プレシス新宿御苑
⇒『百年後のヴィンテージマンション』へ