3月下旬に予定価格帯の発表があり、予定平均坪単価は260万円とのことでした。本物件と競合する『パークタワー東雲』が平均坪単価220万円程度、『パークタワー豊洲』が平均坪単価260万円程度ということですから、東雲物件より約2割高く、豊洲物件とほぼ同等という水準です。
標準相場をごくおおまかに試算すると、236万円[豊洲坪単価]×0.943[駅距離補正]=坪単価223万円となりますので、相場より17%程度割高との試算結果です。この割高部分は大規模開発物件としての将来性への期待値が含まれていると考えるべきでしょう。
なお、公式HP上では、間取り1LDK〜4LDK、専有面積53.25平米〜130.92平米に対し販売価格3,800万円台〜14,500万円で、坪単価237万円〜366万円程度、予定最多価格帯5,900万円台となっています。
ネット上の情報によれば、売主の一つである三菱地所レジデンスが抱える晴海物件第2弾『ザ・パークハウス晴海タワーズティアロレジデンス』は、この『SKYZ TOWER & GARDEN』の状況を見てから価格設定を行おうとしており、標準は本物件と同じ平均坪単価260万円程度とし、場合によっては本物件より少し安い価格設定をして早期完売を狙う戦略もあるということです。そして、このことが、平均坪単価270万円程度の『ザ・パークハウス晴海タワーズクロノレジデンス』の売れ行きにも好影響を与えるだろうと考えているとのことでした。
いずれにせよ、景気上向きのトレンドの中で、強気の価格設定をしてきました。また、この価格設定が成功すれば、今後の他の湾岸物件の販売にもさまざまな選択肢がとれ、売り手の自由度が広がってきます。販売前からベンチマークとなりつつある本物件の売れ行きに注目が集まっています。
公式ホームページ ⇒SKYZ TOWER & GARDEN
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