本マンションの最大のセールスポイントは、山手線内側の最大級の市街地再開発プロジェクトで、パークシティとしても山手線内側では初めてということです。本マンションの敷地面積は6445.59平米ですが、今次の大規模再開発の規模は3.6ha、これに2001年完成のオーバルコート大崎、2007年完成のアートヴィレッジ大崎、2010年完成の東京サザンガーデン等を含む『GARDEN CITIES構想』では広さ29haにもなります。
今回の本マンションを含む再開発では、オフィス・商業棟も、住宅棟も、それぞれ超高層1棟、高層1棟となっています。真ん中を走るメインストリートは約250メートルもの長さで、商業施設は約6,500平米あります。公園広場をはじめとして緑の潤いも感じられる魅力的な街になりそうです。
これだけの要素を含む魅力的な本マンションの販売は、強気の相場を見越してか、販売時期を後ろ倒しされている印象があります。9月下旬になりようやく予定価格帯の発表がありましたが、東向き中層階が坪単価340万円〜360万円程度、東向き80I・Jが坪単価360万円程度、北向き低層階が坪単価340万円程度、北向き高層階が坪単価350万円程度、南向き80Lが坪単価380万円〜388万円程度、東南角部屋上層階90Cが坪単価400万円超、1部屋が行燈部屋である70Gが坪単価330万円程度、安値が期待された西向き住戸が地権者住戸になっているとの情報です。
これらの平均坪単価は360万円程度とのことです。標準相場をごくおおまかに試算すると、305万円[大崎坪単価]×1.025[駅距離補正]=坪単価313万円となりますので、15%程度割高との試算結果です。
もし不動産市況が良くない一昨年の販売であれば、一部で期待されていた平均坪単価320万円程度も十分あり得たのでしょうが、これだけ市況が良いと平均坪単価360万円程度も致し方ないところでしょう。販売開始は11月中旬が予定されており、上昇相場の中でじっくりと顧客を引き付けておく戦略と考えられます。
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