かつてソニーのグループ会社が使用していた東洋ビルを伊藤忠都市開発がソニーから購入、全戸南向きの伊藤忠都市開発初の免震タワーに生まれ変わりました。また、品川区初の免震「長期優良住宅」認定も取得しています。元オフィスビルですから、南側が山手通りに面しているのがネックですし、洪水ハザードマップ地域であることを懸念する声や、外廊下方式であることを敬遠する意見もあります。一方、三井住友建設の「Sulatto3(スラット3)」構法により南側の開口部の梁をなくし約2.2mのハイサッシを実現するなど、建物としてのスペックの高さは評価されています。
本マンションは、間取り1LDK〜3LDK、専有面積42平米〜73平米と、最近の専有面積の縮小化によるグロス価格の抑制の流れに沿っています。価格水準は坪単価292万円〜354万円、平均坪単価330万円で、それほど安いわけではありませんが、最近のマンション価格上昇の中では見やすいレベルとなっています。
標準相場をごくおおまかに試算すると、295万円[不動前坪単価]×1.058[駅距離補正]=坪単価312万円となりますので、標準相場より6%程度割高との試算結果です。第1期1次は総戸数の約4割に当たる55戸を販売して完売、第1期3次までで計60戸販売で即日完売、平均2倍、最高3倍の即日完売でした。
現在、第1期8次販売1戸を行っており、11月1日抽選です。第2期のモデルルーム案内会も開催中で、順調な足取りになっています。共用施設は極力簡素化し、管理費平米単価210円を実現しました。どの物件にもプラスマイナスあるものですが、本マンションはプラスの面が多いと考えられ、今後とも完売に向けて成約戸数が積み上がっていくことでしょう。
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