本マンションに関する昨年12月13日の前回ブログ記事では先着順販売住戸11戸ということでしたが、同月下旬には残り6戸と半減し、本年2月上旬には残り4戸、同月中旬には残り1戸、同月下旬には完売しました。本マンションもやはり、アベノミクス効果と竣工後物件の期末セール期待から、最後は急速に売れた物件となりました。
本マンションは2011年2月に分譲開始、価格差が大きい物件で、東日本大震災の影響もあって、割高感が指摘されました。当初の売れ行きは必ずしも順調ではなく、2012年5月の竣工後も販売が続きましたが、100万円インテリアオプション券、高額住戸に対する200万円購入補助券、モデルルーム使用住戸の300万円値下げなどで積極的な販売促進を図り、反応が好転する中で上記に至った次第です。
なお、本マンションの坪単価は228万円〜360万円程度でした。標準相場を大まかに試算すると、坪単価251万円[大塚坪単価]×1.058[駅距離補正]=266万円で、上記坪単価レンジの中央値と比較すると11%程度割高との試算結果でした。
JR山手線「大塚」駅徒歩4分の利便性と魅力はやはり大きく、免震タワーである点も大きなポイントです。もともとは松平藩の武家屋敷跡で、今でも落ち着きが感じられる土地柄でもあり、駅前が広くとられている「大塚」駅の今後の発展の可能性もありそうです。完売おめでとうございます。
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