本マンションに関する本年3月23日の前回ブログでは第4期10次販売時で、残戸数は400戸程度かとも言われていましたが、その後マンション販売環境は一層好転し、本マンションにおいても成約が進みました。9月には、2020年の東京オリンピック開催が決定、中央区晴海には選手村の設置がなされることから、注目度は一挙にアップしています。
売主である三菱地所レジデンスは、消費税率アップ前需要も考慮し、8月には隣接する『ザ・パークハウス晴海タワーズ ティアロレジデンス』の第1期販売を実施、しかしその後は再び竣工間近の『クロノレジデンス』の販売に傾注しました。
上向く景気、オリンピック需要など好材料が続出する中で、周辺タワーマンションの分譲価格は高騰、駅距離があるとは言え、高スペックでリーズナブルな本マンションへの引きが強くなっており、本年11月に遂に最終期59戸の販売が実施されました。
この勢いで完売かとの期待の声も聞かれましたが、結果としては先着順25戸の残住戸を残すこととなり、竣工直後完売は果たせませんでした。この残住戸については、11月下旬に19戸まで減ったものの、その後キャンセルが出たのか20戸となり、現在に至っています。
この20戸の概要は、間取り2LDK〜3LDK、専有面積67.18平米〜106.68平米に対し販売価格5,098万円〜10,998万円、坪単価251万円〜341万円程度です。標準相場をごくおおまかに試算すると、266万円[勝どき坪単価]×0.959[駅距離補正]=坪単価255万円となりましたが、標準相場自体が本マンションの位置づけとは合わない感じです。
総戸数883戸のうち残住戸が本当に20戸なのだとしたら、成約率は98%となります。このままの経済状態が続くならば、残住戸の完売も間もなくというところでしょう。
公式ホームページ ⇒ザ・パークハウス 晴海タワーズ クロノレジデンス
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