本マンションは1965年完成の「公団 桜上水団地」の建替事業で、桜上水団地は大小樹木5千本以上の深い緑に包まれて第一回世田谷界隈賞を受賞した閑静な団地住宅です。この住環境を引き継ぐ形で建て替えられる本マンションは、敷地面積47,000平米超を有し、世田谷区最大規模の開発で、鉄筋コンクリート造地上6〜14階地下1階建て9棟(建築確認上は8棟)・878戸、総延床面積約9万5,100平方メートルに建て替えます。桜上水団地に住んでいた地権者住戸が359戸ありますので、販売住戸数は519戸の計算です。
「桜上水」駅からはフラットアプローチで徒歩3分、空地率50%超、緑被率40%超で、5つのガーデン・3つの緑地帯を構成し、地下化・半地下化した駐車場を屋上庭園化しました。建物は全棟免震構造で、太陽光パネルを設置しています。
間取りは2LDK〜4LDK、専有面積58.48平米〜111.84平米で、ディンクス又はファミリーがターゲットとなっています。第1期販売は11月30日〜12月7日が登録期間、12月7日の最終日に抽選が行われました。販売戸数は、A・B・C・G・H・I棟中の216戸で、分譲総戸数に対する割合は41.6%でした。狭い部屋を希望する声が予想以上に多く、予定になかったC棟も第1期販売に加えたとのことです。
第1期の抽選状況については、抽選住戸は20戸〜30戸、倍率はほとんど2倍で、一番高い4倍が1戸、3倍が5戸くらいとの情報があります。結果として、販売戸数216戸のうち9割以上が成約し、戸数が少なかった2LDKは売り切ったとのことです。
『住まいサーフィン』によれば、第1期販売住戸の平均坪単価は324万円となっています。標準相場をごくおおまかに試算すると、282万円[桜上水坪単価]×1.074[駅距離補正]=坪単価303万円となりますので、7%程度割高との試算結果です。
次期以降の販売の主力はD・E・F棟に移りますが、特にD・E棟は眺望が確保でき、D棟はクラブハウスとも直結しているので、販売側も強気で行くのでは、というネット上の掲示板の情報がありました。公式HPではD棟がクローズアップされた紹介されており、当初からD棟狙いの購入検討者や、新規需要者などで販売が活発化しそうです。モデルルームの公開は新春1月4日からとなっています。
公式ホームページ ⇒桜上水ガーデンズ
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