コンセプトは「Luxury on the hill」と「Open air」で、前者は、本マンションの立地が「緑の丘の頂」にあることを示し、後者は、周囲の自然の潤いと高台の開放感を最大に採り入れられる全体計画と住戸プランニングを指します。具体的には、雁行設計とし、開口部や窓をできるだけ多く、大きく配置するとともに、ガラスパネルを採用することで、日照・眺望・通気を確保しています。
溝の口や多摩川、都心方面を望める北向き中心のL字型配棟で、面積2,698.40平米の傾斜のある敷地をうまく活用して南面をバックとしていますが、南側も5階以上は地上面に出てきます。逆に言えば、南側は、低層階では日照が期待できない模様です。
外観は、アーチ型の装飾やロートアイアンを施した特徴的なヨーロピアンデザインで、共用部分には吹抜と空中廊下を多用し、ダイナミックな空間演出となっています。また、閑静な周辺環境で落ち着いた暮らしを実現できます。
昨年12月には第1期販売を実施し、即日完売したとのことです。間取りは1LDK〜4LDK、専有面積54.87平米〜123.70平米と幅広く、雁行型設計を反映してバラエティに富み、末長組らしいユニークさが活きています。販売価格は3,100万円台〜7,600万円台で、70平米台3,800万円台や80平米台4,200万円台の住戸もありました。
坪単価は177万円〜216万円程度と推定されます。標準相場をごくおおまかに試算すると、216万円[溝の口坪単価]×1.025[駅距離補正]=坪単価221万円と試算できますので、上記坪単価レンジの中央値と比較すると、11%程度割安との試算結果です。
管理費は平米当たり182円と安く、イニシャルもランニングもお得な気がします。川崎市高津区の中心駅で3路線利用可能な「溝の口」駅徒歩6分も十分魅力的で、癖のある傾斜地敷地などをどのように考えるかが判断のポイントでしょう。
公式ホームページ ⇒バースシティ溝の口 ティアラ
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