ネット上の掲示板の情報によれば、本マンションの平均坪単価は267万円とのことです。『住まいサーフィン』によれば、『スカイズ タワー&ガーデン』の平均坪単価が251万円ですので、この情報が正確だとすれば、同マンションより価格水準が6.4%高いこととなります。
ネット上の掲示板では、販売開始時期が1年ずれただけで価格が変わることに対する戸惑いの声と、中古マンション市場ではランドマーク的要素を有する『スカイズ タワー&ガーデン』の方が高いのではないかという懸念の声が聞かれます。しかし、売主(東京建物が中心のようです)はそれらの要素を盛り込んだ上で、ここ1年間のマンション価格の動向を勘案して価格設定をしたのでしょう。
4月10日は予定販売価格が次の通り一部公開されました。
10階 東・南向き角部屋 3LDK 93.81平米 8,300万円台 (坪単価296万円程度)
25階 西・南向き角部屋 3LDK 86.41平米 7,200万円台 (坪単価279万円程度)
19階 西向き 3LDK 82.11平米 6,300万円台 (坪単価258万円程度)
5階 南向き 3LDK 77.04平米 6,000万円台 (坪単価262万円程度)
5階 東向き 3LDK 72.60平米 5,600万円台 (坪単価259万円程度)
5階 北向き 2LDK 62.10平米 4,500万円台 (坪単価245万円程度)
5階 西向き 1LDK 42.88平米 3,400万円台 (坪単価270万円程度)
上記の一部公開住戸だけ見ると、1LDKが割高に設定される一方、19階西向き住戸は『スカイズ タワー&ガーデン』に眺望が遮られるためか、割安な設定に思えます。逆に南側・東側の眺望が確保される東・南向き角部屋は、低層階でも高額になっています。
6月下旬に予定される第1期販売の概要は、間取り1LDK〜3LDK、専有面積42.88平米〜97.69平米、販売価格3,400万円台〜11,500万円台、最多価格帯6,000万円台(45戸)となっています。標準相場をごくおおまかに試算すると、236万円[豊洲坪単価]×0.959[駅距離補正]×1.086[地価上昇補正]=坪単価246万円となりますので、本マンションの平均坪単価と比較すると、9%程度割高との試算結果です。
しかし、現在話題の晴海・勝どき・月島・豊洲エリアの湾岸大規模分譲マンションで、本マンションより坪単価が割安な物件は見当たらず、相対的な魅力が高まっています。人気が予想されるためか、セミナー開催の参加度によって第1期2次販売の倍率が最大4倍まで優遇される「倍率優遇制度」が導入されています。
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