本マンションに関する昨年2月3日の前回ブログ記事では、棟の区別なく先着順販売7戸となり、販売も終盤にさしかかっていることを感じさせる状態でした。ただ、販売住戸が坪単価354万円〜604円で、中でもC棟、E棟の3戸は坪単価坪単価588万円〜604万円と一段と高くなっており、順調に成約に結びつくか注目されました。
しかし、アベノミクスの追い風に乗って高額住戸も売れてゆき、昨年11月には遂に完売となりました。これで2007年9月の販売開始から6年余り、2010年4月の竣工から3年半余りで完売に至ったこととなります。
全てが高額住戸で総戸数552戸もの大規模マンションでしたので、三井不動産レジデンシャルとしてもテャレンジングな販売でした。その間、当初の反対運動やリーマンショック、東日本大震災も経験しましたが、そこは最大手の懐の深さで、クオリティを落とすことなく、三井不動産にとって思い入れのある本敷地を見事に高級住宅地に変貌させました。
現在は、本敷地の駅から遠い部分をパークシティ浜田山の個人邸宅街区として販売中です。建売住宅はいずれも2億円を超えるハイグレードなものとなっており、本マンションと併せて一層プレミアムな特別の居住地となることを期待します。完売おめでとうございます。
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