2014年08月20日

プラウドシティ加賀学園通り−東京インキ跡の1万平米超の敷地に総戸数363戸の大規模物件。良好な住環境がセールスポイント、価格水準は昨今の人件費、資材価格の影響受けるか

★ JR埼京線「十条」駅より徒歩9分、都営三田線「板橋区役所前」駅より徒歩12分の場所に立地する野村不動産分譲・三井住友建設施工・地上15階建・総戸数363戸の『プラウドシティ加賀学園通り』です。

 緑が多く、教育施設が集積し、閑静な住環境で人気のある加賀エリアに10,067.22平米の土地を得て総戸数363戸のプラウドシティが誕生します。この土地は、数年前に野村不動産が75億円で東京インキより取得したものとのことです。敷地周囲は東京家政大、公園、専門学校などで、高い建物が少なくて日照が良好な向きが多くなっています。

 配棟は3棟構成で水平ラインを強調した外観は、日本を代表する板倉建築研究所がデザインしました。ゲストルーム、パーティラウンジ、ママズラウンジ&キッズスペース、フィットネスジム、ミニショップ、コンシェルジュなど、スケールメリットを活かして共用施設も多彩です。

 一方、良好な住環境の裏腹として商業施設がごく近くにはないという点はあります。「十条」駅にも「板橋区役所」駅にも微妙に遠いという見方もあり、十条銀座商店街とは逆方向という面もあります。

 南西方向には2012年分譲開始で現在も販売中の『シティテラス加賀』があります。価格のベンチマークは同マンション(坪単価240万円程度)と、壁式免震工法が高い評価を得たランドマークマンション『加賀レジデンス』(2007年分譲、坪単価240万円程度)となります。

 標準相場をごくおおまかに試算すると、215万円[十条坪単価]×0.988[駅距離補正]×1.003[地価上昇補正]=坪単価213万円となりました。しかし、マンション建設に係る人件費、資材価格の高騰を考慮した場合、上記両マンションの平均坪単価の1割増程度は見込んでおいたほうが良いのではないかと考えます。販売開始は10月下旬を予定しています。

公式ホームページ ⇒プラウドシティ加賀学園通り

TOPへ

posted by フェアリンク at 01:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 完売物件