2014年09月15日

桜上水ガーデンズ−今夏の第2期2次販売30戸、第2期3次販売23戸をこなし、残り170戸程度か。公式HPでは第3期予告広告中。三井牧場から続く土地の系譜がデベロッパーの熱意の背景か

★ 京王線「桜上水」駅より徒歩3分の場所に立地する野村不動産&三井不動産レジデンシャル分譲・大林組&清水建設共同企業体施工・総戸数878戸(非分譲住戸359戸含む。)の『桜上水ガーデンズ』です。

 この夏行われた第2期2次販売は30戸、8月2日・3日の両日行われた第2期3次販売は23戸の販売でした。これで単純計算で残りは170戸程度ということになり、進捗率は67%程度、販売総戸数の約3分の2が成約に至ったと考えられます。ちなみに第2期3次販売においては、A棟からI棟までが満遍なく売りに出され、中住戸が多かったということです。

 現在公式HPでは第3期の予告広告中で、第3期は9月下旬の販売を予定しています。ただし、現在のところ販売戸数及び販売価格については未定です。

 かつてこの地は三井高井戸牧場として、東京に住む三井家の自家用牛乳を確保した場所で、三井不動産にとって思い入れの深い場所です。当時の牛舎牧場建築工事は鹿島建設の手によるもので、木造で総工事費53,200円、大正8年3月〜大正8年6月が工事期間でした。

 そして、東京オリンピック時の昭和39年に桜上水団地が完成したわけですが、それから半世紀たって、再び東京オリンピックが巡り来る時に本マンションは誕生します。本物件について良好な住環境を守りたいというデベロッパーの意気込みは、このような土地の謂れに基づくものでもあるのでしょう。

公式ホームページ ⇒桜上水ガーデンズ

『百年後のヴィンテージマンション』へ

posted by フェアリンク at 00:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 完売物件