2007年04月14日

予想より安かった?BEACON Tower Residence(ビーコンタワーレジデンス)

★ 東雲1丁目に立地する有楽土地の『BEACON Tower Residence(ビーコンタワーレジデンス)』。東京メトロ有楽町線「豊洲」駅より徒歩12分、「辰巳」駅より徒歩9分とちょっと距離がありますが、敷地面積6,800uに地下1階地上41階建でそびえる総戸数440戸のタワーマンション、ブランディング・プロデュースを全面に打ち出した話題の大規模物件です。

 このたび、販売予定価格が明らかになりました。公式HPによりますと、専有面積54.72u〜140.97uで3,700万円台〜17,000万円台、坪単価にして、およそ226万円〜410万円という価格帯です。このほか、「マンションコミュニティ」サイトの情報として、専有面積70uで4,700万円台(坪単価約224万円程度)からという話もあり、低層階を中心に坪単価220万円台が結構ありそうなイメージです。

 この情報に、相当な高値を覚悟していた方々から割安という声が出ています。ただし、昨年の「辰巳」駅徒歩8分の新築マンション分譲価格の相場が坪単価177万円でしたから、その3割増しから始まる坪単価は、売主にとって十分利益の出る価格です。「豊洲」駅徒歩6分の『THE TOYOSU TOWER』が坪単価240万円程度からありますので、その意味でのお得感はそれほど大きいわけではありません。

 しかし、都心というロケーションを考えた場合、開発が確実に進む有明において、今後はこの価格ではマンションを買えないという意味では、希少価値は十分です。今なら私たち普通のサラリーマンが何とかお金を工面して買える都心の豪華タワーマンション、そんな日を懐かしく振り返る時代が将来きっと来ると思われます。


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