インク工場の跡地プロジェクトで、商業併設複合開発、総戸数175戸というスケール感、全戸南向きでリバービューという魅力のある物件です。最寄駅が徒歩10分を超える点がネックですが、城北のターミナル駅「赤羽」駅に直通2分、「池袋」駅に直通11分、「新宿」駅に直通16分と、地価の割に都心への利便性が高い立地と言えます。
商業施設は島忠ホームズが本年9月、オーケーが本年秋開業と、この顔触れもヤングファミリーにとってありがたいものになっています。共用施設は、パーティルーム・ファミリーサロン・プレイルームなど、ターゲット層が明確なだけに入居者誰もが喜ぶものと言えそうです。
第1期1次販売は20戸表示、間取り3LDK、専有面積66.00平米〜85.41平米に対し販売価格3,200万円台〜4,300万円台、坪単価165万円〜195万円程度です。標準相場をごくおおまかに試算すると、200万円[北赤羽坪単価]×0.959[駅距離補正]×1.003[地価上昇補正]=坪単価192万円となり、上記坪単価レンジの中央値と比較すると6%程度割安です。
競合相手は「北赤羽」駅徒歩5分の『ザ・パークハウス北赤羽』で、坪単価176万円〜200万円程度と、本マンションよりわずかに高いものの、こちらは駅徒歩5分の優位性があり、標準相場(坪単価209万円)からは10%程度割安との試算結果です。一方、魅力的な商業施設が隣接しているのが最大のセールスポイント、また、本マンションは「志村坂上」駅に徒歩12分で、都営三田線ユーザーにもメリットがあります。
北区浮間エリアは地価上昇が出遅れていて割安感があり、デベロッパーもマンション一次取得者をターゲットに価格を低く抑える良心的な工夫を行っています。それだけに、本マンションも『ザ・パークハウス北赤羽』も注目度が高く、熱い戦いが繰り広げられることでしょう。
公式ホームページ ⇒ヴェレーナシティ パレ・ド・プラージュ
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