相模大野を代表するランドマーク物件で、タワー、ブランド、利便性など全て良好ですが、価格の高さが売れ行きを鈍らせています。現在第2期第4次販売として39戸を販売中ですが、成約済は良く見積もって200戸程度とのことです。来年2月の竣工までの完売は難しく、概ねの外観ができたころ半分くらい売れていれば良い方だとの見方もあります。
第2期先着順販売価格は、専有面積55.93u〜94.28uに対し3,680万円〜7,120万円、坪単価換算で214万円〜249万円程度となっています。標準相場を試算すると、169万円[相模大野昨年坪単価]×1.033[本年地価上昇率]×1.041[駅距離補正]=坪単価182万円となりました。
売れるまで値下げをせずに何年でも売り続けるのが住友不動産の今までのスタンスですが、それも地価が上昇していたからこそ取れた路線でした。郊外を中心に地価下落の可能性さえ出てきた現在において、どこまでその方針が貫けるのかが注目点です。
ただし、本物件に関して言えば、立地・コンセプトの良さは誰しも認めるところであり、ゆっくり着実に売れていく可能性は大きいと思われます。
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