アドレスは高級住宅街で知られる文京区目白台3丁目です。北に護国寺、南に椿山荘を経て神田川へと下る高台の地で、緑の多い閑静な住宅街です。日本女子大学・お茶の水女子大学・学習院大学といった多くの教育機関が周辺に所在し、文教の地を実感させてくれる立地でもあります。
雁行設計を用い、小規模マンションらしいこだわりの空間を実現、高級マンションとしての仕様・設備・セキュリティも十分です。
それにしても驚くのは、価格水準が坪単価600万円弱という情報があることです。目白台では近年、新築マンションが少なく希少性がありますが、平成17年に同じく目白台3丁目で分譲された『ディアクオーレ文京目白台』が坪単価274万円〜371万円という価格設定でした。
本エリアの平成17年当時からの地価上昇率は20.4%ですので、『ディアクオーレ文京目白台』を基本に考えると、現在の坪単価は330万円〜447万円となります。もし本情報が正しいとすれば、いかに人気のある文京区の高級住宅街・目白台であるにしても、はたしてこの価格帯でさばけるのか、心配になります。
総戸数20戸という小規模マンションですので、20人のお金持ちをじっくり待つ、という販売戦略なのでしょうか。駐車場8台、設置率40%は、富裕層にはあまり満足のいく数字ではないようにも思えます。
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