本年3月25日の記事において、残戸数10戸とお伝えしましたが、2カ月後の現在、残戸数9戸とほとんど動きはありません。昨年12月の竣工後半年近くとなり、ついに大々的に値引きキャンペーンを始めました。
目玉商品は、306号室で、専有面積79.37uの南西角部屋3LDKです。モデルルーム使用住戸ということで差別化を図り、家具付モデルルーム先着順として、販売価格6,260万円のところを5,320万円としています。さらに、全戸に付き購入時諸費用サービスとなっていますので、実質1千万円を超える値引きなのです。
これにより、306号室の坪単価は、260万円から221万円と一気に下がり、何かと比較される『東京テラス』の分譲時坪単価にかなり近くなりました。
これ以外にも、403号室の専有面積69.63u・西向き3LDKがキャンセル住戸と銘打って、販売価格5,290万円のところ4,760万円、坪単価にして251万円から226万円へと値下げされました。その他の住戸についても、交渉の可能性は十分ありそうで、目標レンジとしては、坪単価200万円〜220万円といったところでしょうか。
実際にはフジ都市開発の親会社である木内建設グループが主導権を握る物件とは言え、三菱地所の「パークハウス」シリーズでこのような大っぴらな値下げ戦略がとられるとは驚きました。それだけ市況が思わしくない、ということなのでしょう。喜んでいいのか、嘆くべきなのか、複雑な心境となる今回のプライスダウンです。
公式ホームページ ⇒パークハウス世田谷千歳台コンフォート
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